令和元年最初のShirabeを開催しました!
昨日5月19日、令和元年最初のきょうだい会を行いました!
今回は、小学1年生・3年生ふたり・4年生・5年生ふたり・6年生・中学1年生と、
総勢8名のきょうだいさんが集まってくれました。
今まででいちばん多い人数です!
初めての子がひとりと、あとは前年度から何度も参加してくれているきょうだいさんたち。
みんな楽しみにしてくれていたそうで、ありがたやありがたや~
プログラムはこちら
先日、ドナルド・マイヤーさんのシブショップWSで教わったレクリエーションも入れ、「2時間でこんなにできるのか!?」とスタッフ間で疑問符を飛ばしながらも始まりました。笑
集まったきょうだいさんから似顔絵付きの名札を書いてもらいます。
「絵は苦手~」という子はお名前だけでもOK。
マスキングテープやシールでデコレーションして、胸にペタリ。
背中に貼っていた子もいました。笑
「お互い紹介」は、ペアになって、お互いに名前や学年・好きなことなどをインタビューしてもらいます。
みんなちょっと恥ずかしそうにしながらも、ペアの子を紹介してくれました!
お次は「人間知恵の輪」。
これ道具も何もいらなくて、手をつなぐだけのかんたんゲームなんです。
マイヤーさんのWSですごく楽しかったので、Shirabeでもやりたいなあと思い、さっそくプログラムに入れました!
アンケートでも「楽しかったこと」にマルつけてくれた子が多くて、うれしかったです(^^)
おとなり以外の人と手をつないで、つないだ手の下をくぐったり上をまたいだりして、最終的にきれいな輪っかになるようにする……んだけど、なかなかならない。笑
おかしい……WSのときはスムーズにひとつの輪っかになったのに、ならない……。
けっきょく、絡まったふたつの輪になったり、ねじれまくって「もう腕が限界~!」って離しちゃったりして、何度やっても大きなひとつの輪っかにはなりませんでした。笑
でも楽しかったので、またやりたいと思います(^^)
「われら救急隊」はボランティアの大学生ちゃんが考えてくれたゲームです!
チームワークがものをいうゲームで、サイコロを振って出た絵のぬいぐるみをタンカに載せて、タンカをふたりで持って、ぐるっとコースを走って次のペアにバトンタッチ。
なんかキャーキャーワーワーってなって、わたし今みんなが何をしているのか途中でよくわからなくなったのですが笑、こちらもきょうだいさんに書いてもらったアンケートで人気でした。
やっぱぬいぐるみってあるとちょっと嬉しくなりますね!
「フィーリングオンアロープ」は、宇都宮のきょうだい会SHAMSさんのWSに参加させてもらったときに教えてもらって、以前にも1度「どっちどっちロープ」って名前でShirabeでもおこなったことがあります。
マイヤーさんのWSのプログラムでも体験させてもらって、やっぱりまた組み込もうと思って今回入れました。
1本のロープを張って、一方の端が「好き・とくい」、もう一方の端が「きらい・にがて」となります。真ん中は「ふつう・どっちでもない・どっちでもある」です。
ロープには見えない目盛りがあって、出された質問に対して「自分の気持ちはこのくらいかな」っていう部分のロープを持ってもらいます。
「白いご飯が好きな人」
「学校が好きな人」
「障がいのある兄弟姉妹と外に遊びに行くのが好きな人」
「家にお友達が遊びに来るのが好きな人」
などなどの質問をして、それぞれロープを持ってもらい、「なぜか?」をインタビューして答えてもらいました。
答えはきょうだいさんそれぞれですが、やっぱり「宿題多いから学校いやだ」っていう意見はたくさんありましたねー 宿題多いですよね~ うちの子もヒーヒー言っています。
障がいのある兄弟姉妹に関しては、「好きか嫌いか?」の段階は違っても、
「きらいっていうか、全然遊べないから……」
「遊ぶとかじゃない」
「騒ぐからな~」
「妹が怒ると噛んでくる」
「弟が機嫌悪いと噛まれる」
と、「噛まれる」ことに困っている子が何人かいました。
「他の子とちがう遊びができるから、好き」
と答えてくれた女の子もいましたよ。
「おうちにお友達が遊びに来る」のは、
「来てもいいけど、弟が騒ぐから遊びにくい」という子もいれば、兄弟姉妹のこととは関係なく、
「気を遣わなきゃならないからイヤ。お菓子用意したりしなきゃならないし」
「部屋のもの勝手に触られるし」
「そうそう」
「家に来るよりも、お友達の家に遊びに行く方が楽しい」
と、多くの女の子たち。すでに理由が主婦のような……笑
これに対し、男の子たちはみんな「好きーーーーー!!楽しいから!!」でした。笑
最後はきょうだいさんのひとりに質問を出してもらい、終了しました。
ちなみに質問は「蛇のことに詳しい人」。
「脱皮をする」程度の知識の人はロープの真ん中を持ちました。笑
今度はこちらが質問を出すばっかりじゃなくて、みんなにひとつずつ「みんなに聞きたいこと」考えて来てもらってもいいなあ。
今回もわたしが写真を撮るつもりだったのですが、前回同様、夢中になってしまって気がついたらすでに「目隠し彫刻」が始まっていたという……
ひとりが「彫刻家」、ひとりが「モデル」、ひとりが「粘土」になって、目隠しをした彫刻家が何かしらのポーズをとったモデルを触り、粘土役に同じポーズをとらせるというゲーム。
ここでも女子・男子の好みがはっきり分かれて、男の子たちは楽しそうでした~(^^)
最後にお楽しみの工作です!
布やフェルト、ペットボトルのフタを利用した「お花マグネット」をふたつ、つくりました。
工作好きな子がたくさんいるので、前年度みたいに「クラフトまつり」の回をつくれるといいなあと思っています!
はやくつくり終わった子はコップ飛ばしで遊んだり。
ニコニコ見守るボランティアさん。
お迎えが来て、お菓子のお土産をもらって解散となりました。
そうそう、今回はかわいいゲストがひとりと1匹いたんです!
しらべスタッフ・セラさんの赤ちゃんと、きょうだいちゃんのひとりが連れて来てくれたペット・フトアゴヒゲトカゲのニイくんです!
ニイくんはわたしが会いたい会いたい言ってたら(爬虫類好き)、連れて来てくれたのです……ありがとう~ めっちゃかわいかった~ しかし写真を撮り忘れてしまった……あぁ~
男の子たちのアイドルでした。笑
きょうだいさんたちがたくさん参加してくれて、いっぱい遊んでくれただけでもご褒美なのに、たっくさんのぬいぐるみと0歳の赤ちゃんとトカゲちゃんまで来てくれたという……
わたしにとってパラダイスのような第7回きょうだい会Shirabeでした。笑
次回は7月7日(日)七夕の日です!
テーマは「夏まつり」だけど、どんなことしようかなあ~
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね~!
2019年度のきょうだい会Shirabe年間予定が決まりました!
お待たせいたしました!
2019年度きょうだい会Shirabe年間予定が決まりました~!
● 5/19「みんなであそぼう」
● 7/7「夏まつり」
● 10/20(親子)「木の実で遊ぼう&ハロウィン」
● 12/15「クリスマスパーティー」
● 2/9「おたのしみ」
すべて日曜日13:30~15:30 太田市内でおこないます。
お手数ですが、お申込みの際には、
①参加するきょうだいさんのお名前
②誕生日・学年
③ 性別
④食べ物アレルギーの有無(おやつ配布があるかもしれないため)
⑤保護者の方のお名前と参加者との関係
⑥住所
⑦電話番号(携帯など、特に当日連絡の取りやすい番号)
⑧メールアドレス
⑨なぜ参加したい(子どもにすすめたい)と思ったか?(簡単で結構です)
上記項目をご記入いただき、「shirabe0121@gmail.com」までお送りください。詳細を返信させていただきます。会の性質上、(親子)とあるもの以外はきょうだいさんのみの参加となりますので、ご了承ください。
パンフレットはこーんなかんじです↓
内側
外側
現時点では、太田市役所さんで配布してもらっています。
桐生市にあるメリーの会(https://www.merry-no-kai.com/)さんや、高崎市のiitoko(
https://www.facebook.com/iitoko.mother/)さんにも置いていただいています!
見かけたらお手に取ってみてくださいね(^^)
もし、「うちの学校・放デイ・事業所・サークルなどなどにも置いてあげるよ~!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡くださいませ~っ!!
とーってもありがたいですっ!!
Shirabeは拠点が太田市なので、Shirabe主催のきょうだい会は太田市で行っていますが、出張もいたしますのでご相談ください。
また、太田でやっているからといって太田市民でないと参加できないとかそういうことはなく、どちらからのきょうだいさんでもウェルカムです!
熊谷市や本庄市、足利市などの県外のきょうだいさんも来てくれています(^^)
今年度もたくさんのきょうだいさんに会えることを、スタッフ一同楽しみにしています\(^o^)/
シブショップファシリテーター2日間トレーニングに参加しました
きょうだい会Shirabeを始めて、1年4カ月が経ちました。
「親の会っていうのはあっても、きょうだいの会っていうのは聞かないなあ」と思って初めてネットで調べたのは、たぶん5年前くらい?
地元にないのなら自分で始めてみようかなとちらっと考えたのは、たぶん4年前くらい。
具体的に「やろう!」と決めて、頭だけでなく足を使ったのは2年前の夏。
①大阪のNPO法人しぶたねさんが行っている「シブリングサポーター研修ワークショップ」を受けたこと
②宇都宮のきょうだい会SHAMSさんのシブショップを体験させてもらったこと
が、「シブショップ」の存在を知った最初でした。
「シブショップ」とは、「シブリング(英語。男女の別のないきょうだいという意味)」と「ワークショップ」を掛け合わせた言葉。
ごく簡単にいうと、きょうだいさんたちが遊び・学ぶプログラムを盛り込んだイベントのことです。
3月16日(土)と17日(日)に、シブショップの産みの親であるドナルド・マイヤーさんがシアトルから来日してくださり、幸運なことにその講義・ワークショップを受けることができて、シブショップの修了認定をいただきました。
講義は、特別なニーズのある子どものきょうだい特有の悩みと得がたい体験について、実例を交えながら説明してくださいました。
また、シブショップの意義についてもたっぷり時間をとってくださり、学ぶことができました。
もっとも心に残っているのは「シブショップは、きょうだいにとってお祝いみたいなもの」という言葉。
ふだんがんばっているきょうだいさんをお祝いするお祭りみたいな、楽しい場所・時間であるべきで、見返りがたくさんあっていいんだ、ということです。
「きょうだいさんに見返りがたくさんあっていい」っていう言葉を聞いたとき、ああ、いいんだ。って、なんだかホッとしました。
それは、今Shirabeに来てくれてるきょうだいさんたちに対してでもあるし、自分自身に対しての安堵でもあったと思います。
2日目は実践編で、実際に子どもきょうだいちゃんたちに来てもらって、シブショップをおこないました。
最初は緊張の面持ちだったきょうだいちゃんたちも、アクティビティがすすむにつれて笑顔になり、発言もたくさんに。
正直なところ、わたしはもー 彼らがうらやましくてうらやましくて、
「なんでわたしは11歳じゃないんだ」と思いました。笑
プログラムには、体を動かして遊んだり簡単なゲームをしたりする合間合間に、「障がいのある兄弟姉妹についてどう思うか」という、自分の気持ちを言葉で表すおしゃべりの時間が設けられています。
このとき前半では、困り・嫌だった体験を表現するときに「君はどう?」って水を向けられてから、
「別にいいんだけど、レストランとか行って騒ぐのが困る」
「そんな嫌ってほどでもないんだけど、知らない人にすぐ話しかけたりするから……」
と、「まあそんな、いうほどのことでもないんだけど」っていう前置きを、きょうだいちゃんのほとんどがしていたのです。
でも、後半では、みんな前置きをせずに、挙手をして話してくれてました。
これはすごく印象的で、「やっぱり『ここでなら話して大丈夫』って思えれば、みんな話したいんだ!」って、発見・驚きでした。
よくよく考えると、わたしはマイヤーさんがきょうだいちゃんたちに質問している間じゅう、
「自分はこうだな、ああだな」って、しゃべりたくて仕方なかった。自分の考えていることを、その場にいるみんなに知ってほしくてたまらなかったです。
わたし、これって自分がおばさんになったからだと思ってました。つまり、歳をとってある程度気持ちに整理がついたからなのかなーと。
でも、そうじゃないですよね。子どものときだって、そのときは自分の気持ちがとっ散らかってるって思ってたわけじゃないし。じゅうぶん整理できてると思ってた、と、思う。
「よくわからないな」ってモヤモヤしていることも、それを「この人なら」って、人に聞いてほしい気持ちはあったはず。
Shirabeも、そういう場所でありたいなって、心の底から思いました。
このシブショップに、Shirabeに来てくれてるきょうだいちゃんも参加したのです!
最後は女の子同士すっごく仲良しになったみたいで、もーね、娘の学校生活を覗いているかのような安心と喜び。笑
いやあ、なんだろうな、きょうだい支援やっててよかったなって強く思いました。
これからこの体験をShirabeのスタッフと共有し、「きょうだいさんたちにとってのお祝い」であるプログラムを練りたいと思います!
今回、この2日間トレーニングに参加できて、本当に幸運でしたし、光栄でした。
マイヤーさんの、最後の「ファーストジェネレーション」になれたこと、恐悦至極です!
きょうだい支援を広める会さん(http://siblingjapan.org/)をはじめ、NPO法人しぶたねさん(http://sibtane.com/)、きょうだい会SHAMSさん、シブコト(https://sibkoto.org/)の方々などなど、本当にたくさんの方がスタッフとして活動してくださり、わたしはイチ参加者でしかないですが、本当にありがたくて、感謝の気持ちでいっぱいです。
会場では、京都こどもきょうだい会えるも(https://kyodai-elmo.themedia.jp/)さんや、静岡きょうだい会(https://shizuoka-kyodai.amebaownd.com)さん、きょうだい児支援の会まいせるふ(https://www.facebook.com/myself.kyoudai/)さんほか、たくさんの志を同じくする方たちと出会うことができました。
もー こんど飲み会したい。笑
それから、そのかっこよさに魅了されてしまいました、通訳の金子久子さん。
わかりやすい邦訳と、聞きやすい声とテンポ、チャーミングなキャラクターが本当にすてきで、ミーハーですけどすっかりファンになってしまいました。笑
このあと、マイヤーさんは大阪・仙台で講演をされて、台湾に飛ぶそうです。
大阪講演は、まだ若干席が残っているそうですよ!
3/21(木・祝)です。
ドナルド・マイヤー氏講演会in OSAKA 2019年3月21日(兵庫県) - こくちーずプロ(告知'sプロ)
もしお近くの方で、お近くでなくても、ご都合つくかたはぜひ!
シブショップファシリテーターとして、これからもきょうだい会Shirabe、がんばっていきます!
(あぁ この最後にむりくりまとめた感~ 毎回どうにかしたい。。。笑)
SF小説にもきょうだいさんが……
突然ですが、わたしの趣味は読書です。
小学生のときから「趣味:読書」と書き/言い続けているので、「趣味は?」と聞かれると反射的に「読書」と答えてしまう、マイブームに影響されない固定された趣味です。
だから全然読まない時期もあるし、すっごく読む時期もあるのです。
そして最近は読む時期。
SF小説にハマっております。
コンピュータのイメージ……この画像要るのか?笑
どっちかというと未来よりも過去を舞台にしたもの、歴史モノとか過去を題材にしたファンタジーとかを好んでいたのですが、なかなかどうして、SFっておもしろい……
もともと「ぜったいありえないのにリアル」っていう物語が好きなんですが、SFって「ぜったいありえない」って言いきれないうえに「リアル」なので、さらにハマる。
そして、未来予測要素も多いので、「人間がどう生きていくのか」「生きるとは何か」っていうテーマも垣間見えて、ますますツボ。
そのお話によるのかもしれないですが。
脳みそが飽きるまで読もうと思います。
というわけで、先日とあるSF小説を読んでいたのです(ネタバレになるので書名は伏せます)。
今から200年後くらいが舞台のお話で、人工知能や人造人間が、もしかしたら人間とまったく対等になるのではないかという過渡期のころ。
もっと複雑なんですが、簡単にいうとこんな状況で物語は進行してます。
で、医療技術がとても進んで、人間もものすごく長生きすることができるようになったんです。
がんとか、障がいとかもできうる限り治したり、なくしたりできるようになったんですって。ほとんど社会問題にならなくなった。
その代わり、ごく一部のまとまった人たち以外、生殖ができなくなった。
だから「家族」という概念も希薄になっているんですが、その反面で「家族」「子孫」が希少なので、とても大事にしている人間もいるわけです。
でね、その時代でも治癒することができない重い病にかかった姉がいました。
体は動かせないけど脳は機能していて意識もあるから、コンピュータなどを用いて意思を出力することはできる。
資産家のお父さんは、娘のためならなんだってしてあげる。娘が望むものはなんでも用意する。
その姉には、弟がひとりいました。
彼は、父親の愛情が姉だけに注がれていると小さなころから感じていた。
実際、父親もその自覚があって、
「姉にはハンディがあるから、弟よりも多くの愛情をそそぐ必要があった。そうすることが父親の務めだと思っていた。弟にも、そのことをよく言い聞かせていた。彼はどんなときも反抗せず、いい子だった。納得してくれていると思っていた」
と言っています。
弟くんは、おとなの前ではずっといい子を演じ、姉を憎み続け、悲しい結果になってしまうのですが、まぁまさかSFできょうだいさんに出会うとは思っていなかったので、おののきました。
わたしはこのシリーズを読み進めていて、この未来にあこがれを抱いているのですが、それでも”きょうだい”がいるんだなあって残念に思いました。
この弟くんのように、ひとりでうっぷんを抱え続けてつらい思いをする子がいなくなるように、きょうだい支援が特別なことじゃなくて、社会に溶け込んだ200年後になるといいなあ。
2月17日は第6回きょうだい会Shirabe「みんなの大好きなものを集めたよ!」の会でした!
先週の日曜日、2/17は、今年度最後のきょうだい会Shirabeでした。
今回参加してくれたのは、小学校4年生の女の子2名、2年生の男の子1名、こんど1年生の年長さんの男の子1名の、計4名!
初めて参加してくれた子がふたりいました~\(^o^)/ワイワイ
今回のShriabeは今年度最後ということで、みんなに書いてもらったアンケートで「楽しかったこと」にたくさん〇をつけてもらったレクリエーションから選びました。
プログラムは
①おえかき他己紹介
②新聞射的づくり
③新聞射的でおかしゲット
④スライムづくり
⑤モコモコカップケーキづくり
⑥みんなでおやつタイム
おえかき他己紹介は、最初に紙に名前や学年、好きな食べ物や動物、キャラクターなどを書いておきます。
それからボラさんと2人1組になり、お互いにメモを交換。
ホワイトボードにそれらの絵を描いて、みんなに当ててもらうというもの。
みんなお絵描き上手です!
やっぱりキャラクターがむずかしかった…… わたしは、ピカチュウはなかなかうまく描けたと自画自賛しております。笑
「え~ なにそれ わかんない!」
と言いながらも、盛り上がりました!
4年生の女の子ちゃんの「納豆」と年長男の子くんの「マンゴー」も、黒いシンプルな線ながら、「それしかない!」という存在感を放っており秀逸でした。アート評論家気どり。笑
どちらも写真に写っております!
お次は新聞射的。
材料は新聞紙・テープ・割りばし・輪ゴム・ティッシュと、身の回りにあるものでつくれます。的は牛乳パックで。
射的でお菓子をゲットしたら……
おまちかねのスライムづくり!
2年生の男の子は、「いちばん楽しみにしてた!」とウキウキでつくってくれました。
スライムづくりには「ホウ砂」という薬品が欠かせないのですが、この「ホウ砂」、洗濯洗剤のアリエールに入っているんですって!
なので、材料はアリエールと洗濯のりのふたつのみ。簡単です。そしていい匂いがします。
プラスチックコップにこのふたつを入れ、割りばしでぐるぐるぐる~まぜまぜまぜ~
するとどうでしょう!あっという間にスライムの出来上がりです!
混ぜきる前にキラキラを入れたキラキラスライムと、今回はシェービングフォームを入れたモコモコスライムもつくってみました。
よーく混ぜて、まとまってきたら手で触って遊んでいると、だんだんと手にはりつかなくなって、いーいかんじのスライムになります。
前回スライムづくりをしたときに参加してくれた女の子ちゃんは、さすが慣れていました!今回はあんまりびろーんびろーんしなくて、すぐにまとまったみたい。
気温とか湿度の関係もあるんですかね~?
スライムができたら……
調理室に移動して、モコモコカップケーキづくり。
ホットケーキミックスを紙コップの中でぐるぐる混ぜて、レンジでチンしてつくるかんたんカップケーキ。
今回、割りばしでぐるぐるばかりしています。笑
チンして膨らんだら少しさまして、チョコペンとチョコスプレーで飾り付け。
きょうだいさんたち、思い思いのデザインでかわいいカップケーキになりました。
なんと写真が撮れていないという……くやしい……
残念ながら時間になってしまって、おやつタイムはなくぜんぶお持ち帰りになりました。
紙コップにメッセージを書いて、お父さんやお母さんにあげる子も。
初めての子は特に最初とっても緊張しているふうなのですが、今回もみんな「楽しかった!」とニコニコになってくれて、うれしいしホッとしています。
今年度のShirabeはこれでおしまい。
来年度の年間予定はまだ立っていないのですが(3月中には決まる予定)、次の回の日程だけは決めました!
2019年5月19日(日)13:30~15:30 です。
ご予定いかがでしょう~!?
ご参加お待ちしています(^^)
初めての方は、お手数ですが
きょうだい会Shirabeは、来年度も変わらず、きょうだいさんが主役になる場所として活動していきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>
~ちょっとウラ話~
毎回ブログのレポートを覗いてくださっている方はお気づきかもしれませんが、今回、写真が少ない……!
一緒になって遊んでいて、写真を撮っているひまがなくて(^^;)
きょうだい会Shirabeは、きょうだいさんに「自分が主役だ」「大事に大事にされてる」っていう気持ちを、まずは満喫してほしいなって思っています。
同じ立場の仲間づくりはもちろんしてほしいのですが、それは徐々に、徐々に……時間がかかることです。そして、わたしたちスタッフがどうこうできる問題でもないです。
でも、「大事にされてる、注目されてる、楽しい!」って感じることができる環境は、スタッフやボランティアさんで提供できるものだと考えています。
そのための大人の手が足りてないな~って、今回写真のなさから改めて実感しました(T-T)
「ちょっと待ってね」ってつい言っちゃう~ ちょっとも待たせたくないのに~(ToT)
というわけで、ボランティアさんいつも募集中です\(^o^)/
「きょうだい」という立場について、思いを馳せたことがあるかた……
きょうだいさんたちの気持ちに寄り添って、一緒に遊びたいなと感じているかた……
ご自分がおとなになったきょうだいさんの場合、子どものころの自分と接するつもりで参加されるのもいいのではないかと思います。
もしかしたら、今現在子どもであるきょうだいさんに接することで、子どものころの自分もいい子いい子してあげられるかもしれません。
もしあなたのなかに忘れられない子どもの自分がぽつんとしていたら、きょうだいさんやスタッフと一緒に、遊ばせてあげてもいいかもしれません。
最後の方、なぜか翻訳した文章のようになってしまいましたが(^^;)、わたしも半分くらいは子どものころの自分のためにShirabeの活動をしていると思っていて……
そしてこの活動と参加してくれるきょうだいさんに、救われているような気がしています。
毎回参加しなくてはならないわけではないので、ご関心があれば、よろしければご連絡ください(^^)
2019年のごあいさつ
きょうだい会Shirabeが開催した初めてのきょうだい会は、2018年1月21日に行われました。
ちょうど1年の2019年1月21日に初投稿しようと思ったら、いつの間にか過ぎてました……。
スロースターターですみません(^^;)
去年はまだShirabeが設立して1年にもかかわらず、大阪のしぶたねさんをお呼びしてシブリングサポーター研修ワークショップinぐんまを主催したり、特別支援学校で座談会をさせていただいたり、なんだか初めて尽くしの、今思えば「おいおい、そんなに飛ばして大丈夫か」っていう年でした。
きょうだい会は、「在ることに意味がある」会だと思っています。
わたしは新卒で書店に入社し、専門書がたくさんおいてある書店に配属されました。
なかにはマニアックすぎて売れず、棚の主になっているような本もありましたが、その専門書の担当の方が「この本は、これでいいんだ」とおっしゃっていました。
専門書っていうのは、売れる必要はない。でも、出版されて形になっている必要がぜったいにある。
なぜなら、ごく少数でもその知識を必要とする人がかならずいるから。
書物として編集されて発表される意味・意義があるから。
「専門書ってさぁ、たくさんの人が必要としなくても、ないと困っちゃう人がいるんだよねぇ。でもそんなのばっかりつくってたって売れないじゃん? だから出版社は、そういう『ぜったい世に出さなきゃいけない本』をつくりつづけるために、売れるくっだらない雑誌とかを必死でつくってるわけさ」
まぁ最後の1文は彼の主観ですが、なるほどなあ、そういう見方があるんだなあって思いました。
「売れる本」は需要があって、多くの人に必要とされているのだから、それだけで価値があります。でも「価値」っていうものは、それだけに左右されるものじゃないんだよ、と。
きょうだい会は専門書のようなものだな、と、ほかのきょうだい会さんのお話を聞いて、またShirabeの活動を通して、思ったのでした。
というわけで、「細く長く続ける」のがきょうだい会Shirabeの第一目標です。
Shirabeのペースで、無理なく今年も続けていきたいです(^^)
見守っていただけると幸いです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
ちなみに今年度最後のきょうだい会は、2月17日(日)13:30~15:30です!
まだまだきょうだいさんの参加募集中ですので、shirabe0121@gmail.comまで、お申込みお待ちしていま~す!
来年度以降の年間予定につきましては、また改めてご報告いたしますね(^^)
群馬県立吾妻特別支援学校 PTA学習会でお話をさせていただきました
12月13日(木)、群馬県立吾妻特別支援学校さんのPTA学習会で、「障がいをもつ子どもと共に育つきょうだいの気持ち」と題してお話をさせていただきました。
吾妻特別支援学校さんは設立4年目で、中之条小学校と同じ敷地内に建っており、2階が廊下でつながっていて行き来ができます。
http://www.nc.agatoku-ses.gsn.ed.jp/
小学校の児童と支援学校の児童が、挨拶や活動を通して自然と交流できるすてきな学校です。
吾妻地域の特別支援教育の拠点でもあり、専任アドバイザーの先生がいらして、指導者や保護者の方からの相談を受けるなどの役割も担っているそう。
そんな地域の特別支援教育の中心である学校のPTA学習会でお話をさせていただくことになるとは!
なんたる光栄!
というわけで、バクバクに緊張して行きました。笑
参加してくださったのは、保護者さん16名・先生方4名の計20名。大半は吾妻特別支援学校の保護者さんですが、他の学校からも数名ご参加くださったとのこと!
全校生徒の保護者さんは22名と伺っていたので、たくさんのお母さま・お父さまがご関心をもってくださっているのだなあ……とうれしく感じました。
と思ったら、保護者アンケートで「学習会のテーマに取り上げてほしいこと」にたくさん書かれていたお答えが「きょうだい」についてだったのですって。
それで、担当の先生が「講師になりそうな人、近くにだれかいないかなあ~」とネットで探して、きょうだい会Shirabeにたどり着いたということでした!
ご連絡をいただいた時点では、まだ設立して1年もたっておらず、きょうだい会もまだ3回くらいしか行っていなかったと思うのですが、本当にありがたいことです。
「よく見つけてくださいましたね~!」と、つい担当の先生に言ってしまいました。笑
わたしは専門家ではないので、当事者の視点から「きょうだいの気持ち」について、シブリングサポーター研修ワークショップで学んだことに自分の経験を交えて、お話をさせていただきました。
きょうだい会を立ち上げようと思ったきっかけにはじまり、
自分が初めて知的障害をもつ弟に対して「他人の目を気にして抱いた感情」のことや、
最初は焦燥や困惑だった気持ちが恥ずかしさに変わり、その恥ずかしさが罪悪感につながっていったことなど……。
両親にしてもらってうれしかったことについてもお話させていただきました。
また、きょうだい会の存在意義に関しても、わたしなりに考えていることを述べました。
わたしは、「きょうだい」にもっと気を配ってほしい、親御さんがこころに抱いている「たいせつに思っている」という気持ちをどんどん伝えていってほしい、と思っているのですが、
だからといって「さもないと不登校になる」とか、「つらい気持ちをかかえたまま大人になってこころを病んでしまう」とか、(かなり極端な言い方をしましたけど)そういうことを言いたいわけでは決してありません。
しぶたねさんも仰っている通り、脅すようなことは言いたくないし、言うつもりもないのです。
なので、最後に「親御さんにたいせつにされているという実感があれば、ほとんどのきょうだいさんは大丈夫です。悩みがあっても、乗り越えていく強さをもっていると思います」と付け加えさせていただきました。
わたしは、初めて「きょうだい児」という言葉を知ったときに、なんとなく不愉快というか、大きなお世話というか、「自分はそんな名称をつけられて、大人に警戒されるような子どもじゃなかったはずだ」という反発を覚えたのです。
そのことは忘れないようにしたいなと思っていて、じゃあなんできょうだい支援をしているのか? と問われると、正直「う~ん……?」というかんじなのですが……
「きょうだいがもちやすい悩み」と同じ悩みを子どものころにもっていたことも確かで。
同じ年頃の子ども同士、相談……とまではいかなくても不安だったり困っていたりすることを話し合ったり、弟の行動を「あるある」って笑い合ったり、そういったことができたらよかったなぁって思ったのです。
だから、きょうだいさんに特別に気を配ってほしい半面、「特別扱い」はしてほしくないという気持ちもあり。
これを伝えるのが、とってもむずかしいのです……。
しかし、最後にPTA会長さんが感想を述べてくださり、そのときにぎゅっとまとめてくださったのです。
「今回お話を伺って、きょうだいは自己肯定感をもっていれば大丈夫、ということを改めて認識しました」
自 己 肯 定 感 ! !
わたしこの感想を伺ったときに、「あっ そっかあ~ つまりはそういうことなんだ!」って、なんだかびっくりしてしまいました。そして感心しながら、
「おっしゃるとおりです!」と、えらそうにお答えしていました。笑
自分は両親にたいせつにされている。
まわりの人間から「自分」として認められている。
自分の言動には価値がある。
そういう自己肯定感があれば、モヤモヤした気持ちや悩みをかかえていても、根本的には大丈夫。
でも、もしかしたら子どもの小さなこころ、思春期の傷つきやすいこころでは、一時的にかかえきれないこともあるかもしれない……
だからこそ、親御さんのたくさんの「大好き」や、まわりの大人の「君を見てるよ」のまなざしや、同じ境遇のお友達とのあるある話が必要なんだって、気がつきました。
「ほとんどのきょうだいさんは、大丈夫です」と言いながら、「きょうだい支援は必要です」っていうのって、なんか矛盾してる? と、ときどきモヤモヤしていたのですが、あぁそっか、そういうことねぇ~ って納得できました。
遅い?笑
とっても重要な気づきをいただけて、感謝しています。
質疑応答の時間に、わたしからも参加者のみなさんに質問をさせていただきました。
「きょうだいさんに、なにか特別にされていることってありますか?」
わたしは習いごとの送り迎えのとき、母とふたりきりだったのが今考えるとよかったなあって思うのですが、たぶん母は意識してそういった時間をつくっていたわけではないと思うのです。
おそらく、単に弟を連れていくのが億劫だからおばあちゃんに預けていたのではないかと。笑
最初はみなさん「とくにないです」っておっしゃっていたんですが、
「そういえば、学校行事にはかならず顔を出すようにしていました」とか、
「授業参観の日は、かならずわたし(お母さん)がきょうだいのクラスに行くようにしています」とか、
実はやっぱりありました!
きょうだいさん、きっととってもうれしいですよね(^^)
担当の先生が後ほどアンケートをまとめたものを送ってくださって、
「これからわが家のきょうだいたちがどんな感情をもつかはわかりませんが、『きょうだい支援』があることで、不安が少なくなりました」
「きょうだいについて気になってはいたけれど、後回しのところがあって、今回参加できてよかったと思います」
「今回初めてきょうだいにスポットを当てたお話を、当事者の方から直接聞くことができて本当によかったです。親としては同じように接しているつもりでも、きょうだいからみればいろいろ複雑な気持ちで日々過ごしているんだ、っていうことを、内に秘めていると改めて知ることができたので、これからはどんなことでも話しやすい空気づくりをしていこうと思いました」
「今まで深くきょうだいの気持ちを考えられるほどの余裕がなかったのですが、こういう機会で考えさせてもらうことができてよかったです」
……などなど、「きょうだいもきょうだいなりに考えたり悩んだりしているんだなあ~」「うちもきょうだいにもう少し気をかけてみよう」ってたくさんの保護者さんに思ってもらえたようで、ありがたいです。
お兄さまに知的障害がある、という保護者さんも参加してくださっていて、
「子どものころに思っていたことが自分だけではないとわかり、スッキリしました」と感想を述べてくださり、とてもうれしかったです!
ああ、ここでお話させてもらえてよかったなあ~ と思いました。
最後になりましたが、こういったことに不慣れなわたしの、聞きにくいお話を最後まで聞いてくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました。
また、Shirabeを発見してくださった立塚先生、ただの当事者に年1回のたいせつなPTA学習会の講師をさせてくださった校長先生、貴重な機会をありがとうございます。
今回させていただいた体験を活かして、ますますきょうだい支援のひろまりに貢献していけたらなと思います。