きょうだい支援実践報告会に参加してきました!③「小慢児童のきょうだい支援に関する情報収集・分析」について

きょうだい支援実践報告会レポート第3弾です!

 

第1弾と2弾はこちらで~す↓

 

 

shiroayu.hatenadiary.jp

 

 

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もうひとかた実践報告がありまして、こちらはとってもアカデミック。

「小慢児童のきょうだい支援に関する情報収集・分析」と題して、千葉大学付属法医学教育研究センターの三平先生が発表してくださいました。

 

ものすーーーーーっごく端折ると、きょうだい支援を行っている全国の団体を調べて、どのような活動をしているのかヒアリングをして事例集をつくってくださるそうで、以前Shirabeもご連絡をいただいたことがありました。

 

厚生労働省が予算を割いてしている研究の一環なのだそうです!

 

難しい話はよくわからなかったのですが……(先生すみません)、「小児慢性特定疾病児童等自立支援事業」っていう、厚生労働省が研究費を補助している事業があって、その名において都道府県や市町村は「介護者支援事業」をおこなうことが任意でできるんですって。

でも実際におこなっている自治体は少なくて、なんでかというと、

「どうやったらいいかわからない」

「どのくらいニーズがあるのかわからない」

「予算が確保できない」

「現状の仕事で手一杯」

「事業を委託できるNPOがない」

などなど、とにかくわかんないから手の出しようがないと。

 

じゃあ、わかるようにしてあげようじゃないか!っていうのが、三平先生はじめ研究グループの方々がしてくださっていることのひとつのようです。

たっ たぶん……

間違ってたらすみません、どなたか指摘してください……。

 

この研究が世に出れば、国が行っていることを県は倣うはずだから、もしかしたら県の福祉課とかから講演してくださいって依頼が来るかもよ~?

というお話でした。

おおなるほど!そして「きょうだい支援」が全国にひろまっていくというわけですね!

 

ここまで詳しく説明してもらって、やっと「なるほど、きょうだい支援実践報告なんだなあ」ってわかりました。遅い……

 

啓蒙活動や具体的支援策を行政に知ってもらうための、大事な大事な研究なのです。

 

 

群馬県はおそらく「きょうだい支援」に関しては、他の県よりもちょびっと進んでいる気がしています!

来年2月には県がしぶたねさんを講師としてお招きしますし、去年は「どうしたらいいの?きょうだい支援」というタイトルの講演会が開かれました。

聞きに行って、レポートも書いてましたそういえば!

 

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あっ、「群馬県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業」って書いてある!!

やってる~!!

群馬県さすがです!うれしい!

 

ちょっと、漢字が多くて覚えられなくて……なんかもっと……わかりやすくしてもらえると個人的にはありがたいです。笑

 

そんなわけで、Shirabeにも何らかのお声が掛かるのを待っています。笑

 

ときどき大学生さんから「修論書くのでアンケートのご協力をお願いします」というメールをいただくのですが、とても心強いです!

論文がいっぱい書かれて関心が高まれば、病院や学校も「きょうだい支援」にウェルカムになってくれるかもしれませんものね。

 

 

それから、今回は当初予定されていた発表者の方が千葉の方が多かったらしく、今回の台風の影響で残念ながら急遽できなくなってしまった方が2組いらっしゃいました。

 

停電・断水がまだ続いている地域があると聞きます。

早く復旧しますように……。

 

 

次回は午後の部について書きます!

まだつづくのかってかんじですが、

つづくー