「天使ちゃんの思い出展」に行ってきました
今日は学校が早く引けた娘と一緒に、伊勢崎市障害者センターで行われている「天使ちゃんの思い出展」に行ってきました。
低体重で生まれ、障害をもちながらも「その日」がくるまで一生懸命生きた命たち。
お母さんたちの、お子さんをたいせつに思う気持ちがたくさん詰まった展示会でした。
娘は、ちいさな赤ちゃんの写真を見て、かなしくなってしまったようで。
それから、
「この人おじちゃんに似てる……おじちゃんと同じなの?死んじゃったの?」
と、すこし不安にもなったようでした。
「おなかすいた」としつこくせがんで会場を出たがったのは、実はかなしい気持ちになったからと、車中で話してくれました。
興味のないことにはとことん無関心の子どもが、それだけこころを動かされたのだなぁと感じました。
楽しい・嬉しいことばかりが「良い経験」じゃない。
とてもたいせつな気持ちを経験させてもらったようです。
かくいうわたしも、全然冷静でいられず、ひとつひとつじっくり見ていたら号泣しそうで……思いのほか早く会場を後にすることになってしまいました(半分は娘の「おなかすいた」が原因ですが)。
かなしいですが、その反面、あたたかい気持ちにもなりました。
家族の大事な大事な思い出を、こうして分け合ってくれる天使ママたちは、強くて優しいです。
10月7日(日)15:00まで展示されています。