ま・るーくカフェで「きょうだいの気持ち」についてお話させていただきました!

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小正月も過ぎて、すっかりお正月気分が抜けましたね。

わたしは大晦日・元旦と発熱していたので、今年はあまりお正月を満喫できず、悔しさから始まった2020年ですが……。

しかし! すぐにありがたい機会に恵まれたのでした(^^)

1月14日に、本庄市NPO法人ま・るーくさんがおこなっている「ま・るーくカフェ」にお邪魔して、「障がいをもつ兄弟姉妹と共に育つ きょうだいの気持ち」をお話させていただいたのです。

ま・るーくさんについてはこちらをご覧くださいね。

mrk-kodama8.webnode.jp

 

定員15名のところ15名のお母さんたちにお集まりいただいて、こいつぁ春から縁起がいいわぇというわけで、うれしいやら緊張するやらでお話をさせていただきました。

 

こういったお話をする機会を数カ月に1度のペースでいただいている身ですが、のわりに全然しゃべりがうまくならず本当に申し訳なく感じておりますが、みなさん熱心に聞いてくださいました。

 

自分で言うのもなんですけど、時間配分をわたしの話半分、ご参加いただいたみなさんの話半分にしたのがよかったと思ってます!

というか1時間半もめいっぱいお話しできないというのが本音なのですが。笑

でも、ほんとによかったです。

 

おひとりおひとり、自分には何歳の子どもがいて、きょうだいは何人で……というお話をしてくださいました。

きょうだいの行動に関するご相談をいただいて、恐縮ながらわたしがそれに答えさせてもらったり、

「もうきょうだいも大きいんですけど、小学生のときにこんなことがあって……」と涙ながらにお話しくださったお母さんもいらっしゃって、お母さん同士だからわかる切なさにほろりとしたり。

きょうだいに「たいせつに思ってるよ」「大好きだよ」の気持ちを伝えるのは、早いとか遅いとかはないですよー!っていうのがきちんと伝えられていればいいなあと思います。

それから、「自分も子どものころ、親に心配かけたくなくて、いい子でいなきゃって思い続けていて……資料に書かれていることと同じでした」って涙を流される方もいらっしゃいました。

 

今回、「うちのきょうだいは障がいのある兄弟姉妹と一緒に出掛けるのを嫌がるんです。それはいいんでしょうか?」とお話してくれたお母さまがいらして、

「それはそのきょうだいさんの選択なので、悪いことじゃないですし、無理して誘ったりしなくてもいいと思いますよ」と答えさせていただいたのですが、

わたしも弟と一緒にいるところを同級生や学校の子に見られるのが嫌だった時期がありました。

あの「見られた」「知られた」という気まずい感じは今でもリアルに思い出せます。

今でも、全然事情を知らない知り合いに弟と一緒にいるときに出くわしたら、嫌っていうか、「説明がめんどくさいな。この人どんな反応するかな」ってちょっと気が重いっていうのが正直なところです。

 

小学生~高校生くらいのころって(高校はまだマシかな……特に中学生くらいまでですね)、ちょっとしたことでとんでもない罪を犯したみたいな気持ちになりやすくないですか?

遅刻や忘れ物はものすごい重罪だった覚えがあります。

みんなと違う、ちょっと変わったことをすると変人扱いだし、下手したらいじめの標的。

その集団の「ふつう」から外れたことをすると、断罪……という空気は、少なからずあった気がします。

英雄的な活躍をして人気者になりたいという願望が奥底にありながらも、誉められもせず苦にもされず、そういうモブにわたしはなりたい(敢えてイヤな感じに引用しました。好きな方ゆるしてください)……みたいな、複雑な気持ちをもちやすい時期じゃないかと思います。

 

だから、兄弟姉妹と一緒にいることが苦になるのなら、避けてもいいんじゃないかなって思います。

大人になれば全然平気になるかもしれないし、やっぱり苦手かもしれないけど、学齢期時代の「ばれたら断罪」みたいな切羽詰まった気持ちからは、成長と共に解放されるんじゃないでしょうか。

 

お話をしながら、「こういうきゅうくつな空気の中でがんばっているきょうだいさんを応援したくて、Shirabeの支援対象は学齢期なんだな」って改めて思いました。

 

 

「みなさんの感想で、それぞれ今までもこれからも自分と同じように子育てで悩むママたちがいると思うと心強く感じました」
「子育ての悩みだけでなく、支援にまわってくれる方々にもいろいろな人生があって、今回さらに深く考えさせられました」
というご感想を後日いただいて、この機会をいただけてよかったなぁと改めて感じました。

今回、「きょうだい会」のように、「ここでなら話しても大丈夫」って参加者の方が思ってくれるような空気になったことが、とてもうれしかったです。

これからも、こういった機会をいただいたときは、そういう雰囲気・空気感になるような、参加してくれる方がすこしでも安心感・解放感を得られるような時間にしたいなあ、そういう話の仕方をしたいなあと、おぼろげながら目標にもなりました!

 

 

そうそう、みなさんにご案内しようと思って朝まで覚えていたのに、必死すぎて忘れてしまったお知らせ……

こちらでご紹介させてください!!

 

2/29(土)に、しぶたねさんが群馬県にいらっしゃいます~!!

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2/29(土)13:30~15:30 群馬県庁28階281-A・B会議室 にて!

しぶたねさんのお話は、本当に理解しやすくて優しくてあたたかくて、ぜひたくさんの方に聞いていただきたいです!

事前申し込みが必要だそう。

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メールで申込みする場合は、上記内容を imuka@pref.gunma.lg.jp まで。とのことです。

わたしはもう申し込みました(^^)

前橋県庁周辺……本町とか千代田町とか、好きなんですよねえ……。

前橋市千代田町の前橋文学館周辺は、とってもきれいですてきなところなので、遠方からいらっしゃるかたはぜひ!文学館もすごくいいです。

近くには、ちょっとわかりにくいですけど岡本太郎氏の太陽の鐘もあります。

 

なんの宣伝だかわからなくなってしまった。笑