気になる人にお話を聞かせていただきました vol.1

わたしは「きょうだい会Shirabe」という任意団体の運営をしており、同時にフリーライターとして仕事をしています。

 

そんなわけで、突然ですが「すてきな人だな~」「すてきな活動をしているな~」と思う方にお話を聞かせてもらって、記事にしました。

よかったら、お読みください!

 

快く引き受けてくださった小川さん、ありがとうございました(^^)

 

 

発達障がいの子どもをもつお母さんが、ありのままでいられるサードプレイスをつくりたい

人と人がゆるくつながる「メリーの会」代表・小川純恵さんが目指すもの

 

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“人とはちょっと違う、ちょっと変わった子育てだけど、楽しみたい。あるある話をして、笑い合って、「明日もまたがんばろう!」って思える会をつくりたかったんです”

 

そう微笑むのは、群馬県桐生市にある「メリーの会」代表の小川純恵(おがわ すみえ)さん。

発達障がい、グレーゾーン、敏感体質など、生きづらさを抱えた子どもたちのお母さん・お父さんが、誰かとつながる「きっかけ」を提供する活動をおこなっています。小川さん自身も、発達障がいをもつ女の子のお母さんです。

 

「メリーの会」を立ち上げるきっかけとなったのは、娘さんからの衝撃的な言葉。

 

 

「生きていても仕方がない。死んじゃいたい」

 

 

たいせつに、たいせつに育てたはずの娘に泣きながらそう訴えられたとき、小川さんの中で何かが音を立てて崩れ去りました。

そして、それはずっと独りで抱えてきた荷物を降ろし、周囲の人に助けを求めるきっかけとなったのです。

 

どん底に落とされたその言葉が、「メリーの会」を立ち上げる原動力となったのはなぜなのか?

小川さんがその経緯と想いを語ってくれました。

 

 

 診断するか?しないか? 揺れ動いた7年間

 

小川さんの職業はフリーの理学療法士。学校を卒業したあと肢体不自由児施設に10年間務め、結婚を機に退職しました。

現在は多機能型デイサービスに非常勤として務めるほか、子育て支援団体で赤ちゃんの発達相談や育児相談を受けたり、発達を促す遊びや体操を教えたりしています。

子どもの発達のプロとして、20年以上を過ごしてきた小川さん。次女の発達の遅れに気がついたのも、1歳ごろと早い時期でした。

しかし、家族に話すと「職業柄、気にしすぎなのでは?」と言われ、ご自分でも「そうかもしれない」と考えたそう。

 

それでも疑いは消えず、幼稚園、小学校と集団に入るタイミングで「診断が必要なんじゃないか」と何度か家族に相談するも、反対されました。

 

 

“「その診断は誰のためにするの?」と主人に聞かれたんです。もちろん娘のためだと答えましたが、「このままでも周りに馴染めているし、診断を受けたら「障がい者」というレッテルを貼られる恐れがあるのに、子どものためになるとは思えない」と”

 

 

小川さんのご主人は小児科医。多くのお子さんを診療しているからこそ、特性は個性と捉え、診断を受けることに懐疑的でした。

実際、幼稚園では「ちょっと特徴のある子」として受け入れてもらい、お友達ともうまくいっていたので見守ることにしたそう。

しかし、小学2年生に進学したころから、登校しぶりが始まります。

そしてある日、娘さんは泣きながらこう訴えました。

 

「学校に行くとみんながわたしのことをバカにする。ダメだよ、違うよって何回も言われる。わたしはダメな子なんだ。生きていたって仕方がないんだ。死んじゃいたい」

 

 

周囲に助けを求めたことで前向きに

 

「わたしは理学療法士で、子どもの発達のプロで、この子のお母さんなのに……わたしのしてきたことは、すべて間違いだったんだ」

小川さんはそう自分を責め、一時期は軽いうつ状態になりました。孤独でたまらず、八方ふさがり。心身ともに限界を感じました。

 

 

“「もうだめだ。わたしはプロだけれど、子育てがうまくいかない。だれか、なんとかしてください!」って全部投げ出すみたいにして、やっと娘の発達診断を受けたんです”

 

 

診断はアスペルガー症候群。「やっぱり」と、小川さんはショックを受ける代わりに安堵したそう。

そして、診断結果によってスイッチが切り代わり、「“発達障がいの子をもつお母さん”として、がんばろう!」と、ポジティブ思考になりました。

 

それからの小川さんは、さまざまな勉強会を訪れたり、自閉症の親の会に顔を出したりと行動的に。子育ての軌道修正をしたことで、娘さんに自分に自信がもてるような声かけができるようになり、学校にもまた楽しく通えるようになりました。

 

近隣に発達障がいの子どもをもつ親の会がなかったこと、もっとお母さんたちがほっとできる場所、ゆるくつながれる集まりがほしいという気持ちから、2015年1月、「メリーの会」の立ち上げを決意。月に1回、交流会をおこなうことから始めました。

 

 

“わたし、ママ友がいなかったので。単純に、似た立場の友だちがほしかったんです”

 

 

と照れくさそうに笑う小川さん。ふんわりとしたお人柄に惹かれ、ひとり、またひとりと参加者が増えていきました。

 

 

お母さんたちがありのままでいられる「サードプレイス」に

 

「メリーの会」がおこなっている活動は、テーマを決めた座談会や、おしゃべりしながら作品をつくる「おしゃべりワークショップ」など。来たいときに来て、帰りたいときに帰る、ただふらっと立ち寄るだけの日もあります。

 

 

“実は、「メリーの会」には会員がわたししかいないんです。なぜかというと、その会に参加すること、参加しないこと自体がストレスになってしまってはいけないと思うから。「メリーの会」は、駆け込み寺のような、必要なときに必要な人が立ち寄れるような、ゆるい会でありたいんです”

 

 

「メリーの会」は、「3つの安」を掲げています。

安心・安全・安楽。

うまくいっていても、うまくいっていなくても、お母さんたちがそのまま・ありのままを受け入れてもらえる場所。

 

 

“メリーの会に参加してくれたお母さんから言われ、印象的だったのは、「ここに来て話をすると、家に帰って子どもに優しくできるんですよね」という言葉。「3つの安」を感じてくれたんだなあって、嬉しかった。お母さんがほっとできる時間があれば、子どもの気持ちも落ち着くと思うんです”

 

 

小川さんは続けます。

 

 

“べつに、わたしが何かしているわけじゃないんです。「メリーの会」は、人と人とがつながる「きっかけ」に過ぎなくて。

同じような境遇でがんばっている人を見たり、自分の話を受け入れてもらえたという経験だったり、そのことで自分自身を客観的に見られるようになったり。それは参加者のみなさんの間で為されていることで、「メリーの会」がしていることじゃないんですよね“

 

 

でも、そういう「きっかけ」は、どこにでも落ちているわけではありません。

「メリーの会」は、「きっかけ」=「チャンス」を与えてくれる場所。人と出会い、自分自身と向き合い、子どもや自分たち家族を客観的に見る「チャンス」が拾える場所なのでしょう。

 

 

今後は、「メリーの会」のような場所が増えていくように、地域社会や行政にその必要性を訴えかけていきたいという小川さん。

お母さんたちやその子どもたちが、本当に安心して、安全に、楽しく暮らすために。

「メリーの会」は、ゆるやかにつながっていきます。

 

https://www.merry-no-kai.com/

令和元年最初のShirabeを開催しました!

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昨日5月19日、令和元年最初のきょうだい会を行いました!

 

今回は、小学1年生・3年生ふたり・4年生・5年生ふたり・6年生・中学1年生と、

総勢8名のきょうだいさんが集まってくれました。

今まででいちばん多い人数です!

初めての子がひとりと、あとは前年度から何度も参加してくれているきょうだいさんたち。

みんな楽しみにしてくれていたそうで、ありがたやありがたや~

 

プログラムはこちら

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先日、ドナルド・マイヤーさんのシブショップWSで教わったレクリエーションも入れ、「2時間でこんなにできるのか!?」とスタッフ間で疑問符を飛ばしながらも始まりました。笑

 

集まったきょうだいさんから似顔絵付きの名札を書いてもらいます。

「絵は苦手~」という子はお名前だけでもOK。

マスキングテープやシールでデコレーションして、胸にペタリ。

背中に貼っていた子もいました。笑

 

「お互い紹介」は、ペアになって、お互いに名前や学年・好きなことなどをインタビューしてもらいます。

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みんなちょっと恥ずかしそうにしながらも、ペアの子を紹介してくれました!

 

お次は「人間知恵の輪」。

これ道具も何もいらなくて、手をつなぐだけのかんたんゲームなんです。

マイヤーさんのWSですごく楽しかったので、Shirabeでもやりたいなあと思い、さっそくプログラムに入れました!

アンケートでも「楽しかったこと」にマルつけてくれた子が多くて、うれしかったです(^^)

 

おとなり以外の人と手をつないで、つないだ手の下をくぐったり上をまたいだりして、最終的にきれいな輪っかになるようにする……んだけど、なかなかならない。笑

おかしい……WSのときはスムーズにひとつの輪っかになったのに、ならない……。

 

けっきょく、絡まったふたつの輪になったり、ねじれまくって「もう腕が限界~!」って離しちゃったりして、何度やっても大きなひとつの輪っかにはなりませんでした。笑

でも楽しかったので、またやりたいと思います(^^)

 

 

「われら救急隊」はボランティアの大学生ちゃんが考えてくれたゲームです!

チームワークがものをいうゲームで、サイコロを振って出た絵のぬいぐるみをタンカに載せて、タンカをふたりで持って、ぐるっとコースを走って次のペアにバトンタッチ。

なんかキャーキャーワーワーってなって、わたし今みんなが何をしているのか途中でよくわからなくなったのですが笑、こちらもきょうだいさんに書いてもらったアンケートで人気でした。

やっぱぬいぐるみってあるとちょっと嬉しくなりますね!

 

 

「フィーリングオンアロープ」は、宇都宮のきょうだい会SHAMSさんのWSに参加させてもらったときに教えてもらって、以前にも1度「どっちどっちロープ」って名前でShirabeでもおこなったことがあります。

マイヤーさんのWSのプログラムでも体験させてもらって、やっぱりまた組み込もうと思って今回入れました。

 

1本のロープを張って、一方の端が「好き・とくい」、もう一方の端が「きらい・にがて」となります。真ん中は「ふつう・どっちでもない・どっちでもある」です。

ロープには見えない目盛りがあって、出された質問に対して「自分の気持ちはこのくらいかな」っていう部分のロープを持ってもらいます。

 

「白いご飯が好きな人」

「学校が好きな人」

「障がいのある兄弟姉妹と外に遊びに行くのが好きな人」

「家にお友達が遊びに来るのが好きな人」

 

などなどの質問をして、それぞれロープを持ってもらい、「なぜか?」をインタビューして答えてもらいました。

 

答えはきょうだいさんそれぞれですが、やっぱり「宿題多いから学校いやだ」っていう意見はたくさんありましたねー 宿題多いですよね~ うちの子もヒーヒー言っています。

 

障がいのある兄弟姉妹に関しては、「好きか嫌いか?」の段階は違っても、

「きらいっていうか、全然遊べないから……」

「遊ぶとかじゃない」

「騒ぐからな~」

「妹が怒ると噛んでくる」

「弟が機嫌悪いと噛まれる」

と、「噛まれる」ことに困っている子が何人かいました。

 

「他の子とちがう遊びができるから、好き」

と答えてくれた女の子もいましたよ。

 

「おうちにお友達が遊びに来る」のは、

「来てもいいけど、弟が騒ぐから遊びにくい」という子もいれば、兄弟姉妹のこととは関係なく、

「気を遣わなきゃならないからイヤ。お菓子用意したりしなきゃならないし」

「部屋のもの勝手に触られるし」

「そうそう」

「家に来るよりも、お友達の家に遊びに行く方が楽しい」

と、多くの女の子たち。すでに理由が主婦のような……笑

 

これに対し、男の子たちはみんな「好きーーーーー!!楽しいから!!」でした。笑

 

最後はきょうだいさんのひとりに質問を出してもらい、終了しました。

ちなみに質問は「蛇のことに詳しい人」。

「脱皮をする」程度の知識の人はロープの真ん中を持ちました。笑

 

今度はこちらが質問を出すばっかりじゃなくて、みんなにひとつずつ「みんなに聞きたいこと」考えて来てもらってもいいなあ。

 

 

今回もわたしが写真を撮るつもりだったのですが、前回同様、夢中になってしまって気がついたらすでに「目隠し彫刻」が始まっていたという……

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ひとりが「彫刻家」、ひとりが「モデル」、ひとりが「粘土」になって、目隠しをした彫刻家が何かしらのポーズをとったモデルを触り、粘土役に同じポーズをとらせるというゲーム。

ここでも女子・男子の好みがはっきり分かれて、男の子たちは楽しそうでした~(^^)

 

 

最後にお楽しみの工作です!

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布やフェルト、ペットボトルのフタを利用した「お花マグネット」をふたつ、つくりました。

 

工作好きな子がたくさんいるので、前年度みたいに「クラフトまつり」の回をつくれるといいなあと思っています!

 

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はやくつくり終わった子はコップ飛ばしで遊んだり。

ニコニコ見守るボランティアさん。

お迎えが来て、お菓子のお土産をもらって解散となりました。

 

そうそう、今回はかわいいゲストがひとりと1匹いたんです!

しらべスタッフ・セラさんの赤ちゃんと、きょうだいちゃんのひとりが連れて来てくれたペット・フトアゴヒゲトカゲのニイくんです!

ニイくんはわたしが会いたい会いたい言ってたら(爬虫類好き)、連れて来てくれたのです……ありがとう~ めっちゃかわいかった~ しかし写真を撮り忘れてしまった……あぁ~

男の子たちのアイドルでした。笑

 

きょうだいさんたちがたくさん参加してくれて、いっぱい遊んでくれただけでもご褒美なのに、たっくさんのぬいぐるみと0歳の赤ちゃんとトカゲちゃんまで来てくれたという……

わたしにとってパラダイスのような第7回きょうだい会Shirabeでした。笑

 

次回は7月7日(日)七夕の日です!

テーマは「夏まつり」だけど、どんなことしようかなあ~

 

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね~!

2019年度のきょうだい会Shirabe年間予定が決まりました!

お待たせいたしました!

2019年度きょうだい会Shirabe年間予定が決まりました~!

 

● 5/19「みんなであそぼう」

● 7/7「夏まつり」

● 10/20(親子)「木の実で遊ぼう&ハロウィン」

● 12/15「クリスマスパーティー

● 2/9「おたのしみ」

 

すべて日曜日13:30~15:30 太田市内でおこないます。

 

お手数ですが、お申込みの際には、

①参加するきょうだいさんのお名前

②誕生日・学年

③ 性別

④食べ物アレルギーの有無(おやつ配布があるかもしれないため)

⑤保護者の方のお名前と参加者との関係

⑥住所

⑦電話番号(携帯など、特に当日連絡の取りやすい番号)

⑧メールアドレス

⑨なぜ参加したい(子どもにすすめたい)と思ったか?(簡単で結構です)

 

上記項目をご記入いただき、「shirabe0121@gmail.com」までお送りください。詳細を返信させていただきます。会の性質上、(親子)とあるもの以外はきょうだいさんのみの参加となりますので、ご了承ください。

 

パンフレットはこーんなかんじです↓

 

内側

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外側

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現時点では、太田市役所さんで配布してもらっています。

桐生市にあるメリーの会(https://www.merry-no-kai.com/)さんや、高崎市のiitoko(

https://www.facebook.com/iitoko.mother/)さんにも置いていただいています!

見かけたらお手に取ってみてくださいね(^^)

 

もし、「うちの学校・放デイ・事業所・サークルなどなどにも置いてあげるよ~!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡くださいませ~っ!!

とーってもありがたいですっ!!

 

Shirabeは拠点が太田市なので、Shirabe主催のきょうだい会は太田市で行っていますが、出張もいたしますのでご相談ください。

また、太田でやっているからといって太田市民でないと参加できないとかそういうことはなく、どちらからのきょうだいさんでもウェルカムです!

熊谷市本庄市足利市などの県外のきょうだいさんも来てくれています(^^)

 

今年度もたくさんのきょうだいさんに会えることを、スタッフ一同楽しみにしています\(^o^)/

シブショップファシリテーター2日間トレーニングに参加しました

きょうだい会Shirabeを始めて、1年4カ月が経ちました。

 

「親の会っていうのはあっても、きょうだいの会っていうのは聞かないなあ」と思って初めてネットで調べたのは、たぶん5年前くらい?

地元にないのなら自分で始めてみようかなとちらっと考えたのは、たぶん4年前くらい。

具体的に「やろう!」と決めて、頭だけでなく足を使ったのは2年前の夏。

 

①大阪のNPO法人しぶたねさんが行っている「シブリングサポーター研修ワークショップ」を受けたこと

②宇都宮のきょうだい会SHAMSさんのシブショップを体験させてもらったこと

 

が、「シブショップ」の存在を知った最初でした。

「シブショップ」とは、「シブリング(英語。男女の別のないきょうだいという意味)」と「ワークショップ」を掛け合わせた言葉。

ごく簡単にいうと、きょうだいさんたちが遊び・学ぶプログラムを盛り込んだイベントのことです。

 

3月16日(土)と17日(日)に、シブショップの産みの親であるドナルド・マイヤーさんがシアトルから来日してくださり、幸運なことにその講義・ワークショップを受けることができて、シブショップの修了認定をいただきました。

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講義は、特別なニーズのある子どものきょうだい特有の悩みと得がたい体験について、実例を交えながら説明してくださいました。

また、シブショップの意義についてもたっぷり時間をとってくださり、学ぶことができました。

 

もっとも心に残っているのは「シブショップは、きょうだいにとってお祝いみたいなもの」という言葉。

ふだんがんばっているきょうだいさんをお祝いするお祭りみたいな、楽しい場所・時間であるべきで、見返りがたくさんあっていいんだ、ということです。

「きょうだいさんに見返りがたくさんあっていい」っていう言葉を聞いたとき、ああ、いいんだ。って、なんだかホッとしました。

それは、今Shirabeに来てくれてるきょうだいさんたちに対してでもあるし、自分自身に対しての安堵でもあったと思います。

 

2日目は実践編で、実際に子どもきょうだいちゃんたちに来てもらって、シブショップをおこないました。

最初は緊張の面持ちだったきょうだいちゃんたちも、アクティビティがすすむにつれて笑顔になり、発言もたくさんに。

正直なところ、わたしはもー 彼らがうらやましくてうらやましくて、

「なんでわたしは11歳じゃないんだ」と思いました。笑

 

プログラムには、体を動かして遊んだり簡単なゲームをしたりする合間合間に、「障がいのある兄弟姉妹についてどう思うか」という、自分の気持ちを言葉で表すおしゃべりの時間が設けられています。

 

このとき前半では、困り・嫌だった体験を表現するときに「君はどう?」って水を向けられてから、

「別にいいんだけど、レストランとか行って騒ぐのが困る」

「そんな嫌ってほどでもないんだけど、知らない人にすぐ話しかけたりするから……」

と、「まあそんな、いうほどのことでもないんだけど」っていう前置きを、きょうだいちゃんのほとんどがしていたのです。

でも、後半では、みんな前置きをせずに、挙手をして話してくれてました。

 

これはすごく印象的で、「やっぱり『ここでなら話して大丈夫』って思えれば、みんな話したいんだ!」って、発見・驚きでした。

よくよく考えると、わたしはマイヤーさんがきょうだいちゃんたちに質問している間じゅう、

「自分はこうだな、ああだな」って、しゃべりたくて仕方なかった。自分の考えていることを、その場にいるみんなに知ってほしくてたまらなかったです。

 

わたし、これって自分がおばさんになったからだと思ってました。つまり、歳をとってある程度気持ちに整理がついたからなのかなーと。

でも、そうじゃないですよね。子どものときだって、そのときは自分の気持ちがとっ散らかってるって思ってたわけじゃないし。じゅうぶん整理できてると思ってた、と、思う。

「よくわからないな」ってモヤモヤしていることも、それを「この人なら」って、人に聞いてほしい気持ちはあったはず。

 

Shirabeも、そういう場所でありたいなって、心の底から思いました。

 

このシブショップに、Shirabeに来てくれてるきょうだいちゃんも参加したのです!

最後は女の子同士すっごく仲良しになったみたいで、もーね、娘の学校生活を覗いているかのような安心と喜び。笑

 

いやあ、なんだろうな、きょうだい支援やっててよかったなって強く思いました。

 

これからこの体験をShirabeのスタッフと共有し、「きょうだいさんたちにとってのお祝い」であるプログラムを練りたいと思います!

 

今回、この2日間トレーニングに参加できて、本当に幸運でしたし、光栄でした。

マイヤーさんの、最後の「ファーストジェネレーション」になれたこと、恐悦至極です!

 

きょうだい支援を広める会さん(http://siblingjapan.org/)をはじめ、NPO法人しぶたねさん(http://sibtane.com/)、きょうだい会SHAMSさん、シブコト(https://sibkoto.org/)の方々などなど、本当にたくさんの方がスタッフとして活動してくださり、わたしはイチ参加者でしかないですが、本当にありがたくて、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

会場では、京都こどもきょうだい会えるも(https://kyodai-elmo.themedia.jp/)さんや、静岡きょうだい会(https://shizuoka-kyodai.amebaownd.com)さん、きょうだい児支援の会まいせるふ(https://www.facebook.com/myself.kyoudai/)さんほか、たくさんの志を同じくする方たちと出会うことができました。

もー こんど飲み会したい。笑

 

それから、そのかっこよさに魅了されてしまいました、通訳の金子久子さん。

わかりやすい邦訳と、聞きやすい声とテンポ、チャーミングなキャラクターが本当にすてきで、ミーハーですけどすっかりファンになってしまいました。笑

 

このあと、マイヤーさんは大阪・仙台で講演をされて、台湾に飛ぶそうです。

大阪講演は、まだ若干席が残っているそうですよ!

3/21(木・祝)です。

ドナルド・マイヤー氏講演会in OSAKA 2019年3月21日(兵庫県) - こくちーずプロ(告知'sプロ)

もしお近くの方で、お近くでなくても、ご都合つくかたはぜひ!

 

 

シブショップファシリテーターとして、これからもきょうだい会Shirabe、がんばっていきます!

(あぁ この最後にむりくりまとめた感~ 毎回どうにかしたい。。。笑)

SF小説にもきょうだいさんが……

突然ですが、わたしの趣味は読書です。

小学生のときから「趣味:読書」と書き/言い続けているので、「趣味は?」と聞かれると反射的に「読書」と答えてしまう、マイブームに影響されない固定された趣味です。

 

だから全然読まない時期もあるし、すっごく読む時期もあるのです。

 

そして最近は読む時期。

SF小説にハマっております。

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コンピュータのイメージ……この画像要るのか?笑

 

どっちかというと未来よりも過去を舞台にしたもの、歴史モノとか過去を題材にしたファンタジーとかを好んでいたのですが、なかなかどうして、SFっておもしろい……

 

もともと「ぜったいありえないのにリアル」っていう物語が好きなんですが、SFって「ぜったいありえない」って言いきれないうえに「リアル」なので、さらにハマる。

そして、未来予測要素も多いので、「人間がどう生きていくのか」「生きるとは何か」っていうテーマも垣間見えて、ますますツボ。

そのお話によるのかもしれないですが。

脳みそが飽きるまで読もうと思います。

 

というわけで、先日とあるSF小説を読んでいたのです(ネタバレになるので書名は伏せます)。

 

今から200年後くらいが舞台のお話で、人工知能や人造人間が、もしかしたら人間とまったく対等になるのではないかという過渡期のころ。

もっと複雑なんですが、簡単にいうとこんな状況で物語は進行してます。

で、医療技術がとても進んで、人間もものすごく長生きすることができるようになったんです。

がんとか、障がいとかもできうる限り治したり、なくしたりできるようになったんですって。ほとんど社会問題にならなくなった。

その代わり、ごく一部のまとまった人たち以外、生殖ができなくなった。

だから「家族」という概念も希薄になっているんですが、その反面で「家族」「子孫」が希少なので、とても大事にしている人間もいるわけです。

 

でね、その時代でも治癒することができない重い病にかかった姉がいました。

体は動かせないけど脳は機能していて意識もあるから、コンピュータなどを用いて意思を出力することはできる。

資産家のお父さんは、娘のためならなんだってしてあげる。娘が望むものはなんでも用意する。

その姉には、弟がひとりいました。

彼は、父親の愛情が姉だけに注がれていると小さなころから感じていた。

実際、父親もその自覚があって、

「姉にはハンディがあるから、弟よりも多くの愛情をそそぐ必要があった。そうすることが父親の務めだと思っていた。弟にも、そのことをよく言い聞かせていた。彼はどんなときも反抗せず、いい子だった。納得してくれていると思っていた」

と言っています。

 

弟くんは、おとなの前ではずっといい子を演じ、姉を憎み続け、悲しい結果になってしまうのですが、まぁまさかSFできょうだいさんに出会うとは思っていなかったので、おののきました。

 

わたしはこのシリーズを読み進めていて、この未来にあこがれを抱いているのですが、それでも”きょうだい”がいるんだなあって残念に思いました。

 

この弟くんのように、ひとりでうっぷんを抱え続けてつらい思いをする子がいなくなるように、きょうだい支援が特別なことじゃなくて、社会に溶け込んだ200年後になるといいなあ。

2月17日は第6回きょうだい会Shirabe「みんなの大好きなものを集めたよ!」の会でした!

先週の日曜日、2/17は、今年度最後のきょうだい会Shirabeでした。

 

今回参加してくれたのは、小学校4年生の女の子2名、2年生の男の子1名、こんど1年生の年長さんの男の子1名の、計4名!

初めて参加してくれた子がふたりいました~\(^o^)/ワイワイ

 

今回のShriabeは今年度最後ということで、みんなに書いてもらったアンケートで「楽しかったこと」にたくさん〇をつけてもらったレクリエーションから選びました。

 

プログラムは

①おえかき他己紹介

②新聞射的づくり

③新聞射的でおかしゲット

④スライムづくり

⑤モコモコカップケーキづくり

⑥みんなでおやつタイム

 

おえかき他己紹介は、最初に紙に名前や学年、好きな食べ物や動物、キャラクターなどを書いておきます。

それからボラさんと2人1組になり、お互いにメモを交換。

ホワイトボードにそれらの絵を描いて、みんなに当ててもらうというもの。

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みんなお絵描き上手です!

やっぱりキャラクターがむずかしかった…… わたしは、ピカチュウはなかなかうまく描けたと自画自賛しております。笑

「え~ なにそれ わかんない!」

と言いながらも、盛り上がりました!

 

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4年生の女の子ちゃんの「納豆」と年長男の子くんの「マンゴー」も、黒いシンプルな線ながら、「それしかない!」という存在感を放っており秀逸でした。アート評論家気どり。笑

どちらも写真に写っております!

 

お次は新聞射的。

材料は新聞紙・テープ・割りばし・輪ゴム・ティッシュと、身の回りにあるものでつくれます。的は牛乳パックで。

射的でお菓子をゲットしたら……

 

おまちかねのスライムづくり!

2年生の男の子は、「いちばん楽しみにしてた!」とウキウキでつくってくれました。

スライムづくりには「ホウ砂」という薬品が欠かせないのですが、この「ホウ砂」、洗濯洗剤のアリエールに入っているんですって!

 

なので、材料はアリエールと洗濯のりのふたつのみ。簡単です。そしていい匂いがします。

プラスチックコップにこのふたつを入れ、割りばしでぐるぐるぐる~まぜまぜまぜ~

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するとどうでしょう!あっという間にスライムの出来上がりです!

混ぜきる前にキラキラを入れたキラキラスライムと、今回はシェービングフォームを入れたモコモコスライムもつくってみました。

 

よーく混ぜて、まとまってきたら手で触って遊んでいると、だんだんと手にはりつかなくなって、いーいかんじのスライムになります。

 

前回スライムづくりをしたときに参加してくれた女の子ちゃんは、さすが慣れていました!今回はあんまりびろーんびろーんしなくて、すぐにまとまったみたい。

気温とか湿度の関係もあるんですかね~?

 

スライムができたら……

 

調理室に移動して、モコモコカップケーキづくり。

ホットケーキミックスを紙コップの中でぐるぐる混ぜて、レンジでチンしてつくるかんたんカップケーキ。

今回、割りばしでぐるぐるばかりしています。笑

 

チンして膨らんだら少しさまして、チョコペンとチョコスプレーで飾り付け。

きょうだいさんたち、思い思いのデザインでかわいいカップケーキになりました。

なんと写真が撮れていないという……くやしい……

 

残念ながら時間になってしまって、おやつタイムはなくぜんぶお持ち帰りになりました。

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紙コップにメッセージを書いて、お父さんやお母さんにあげる子も。

 

初めての子は特に最初とっても緊張しているふうなのですが、今回もみんな「楽しかった!」とニコニコになってくれて、うれしいしホッとしています。

 

今年度のShirabeはこれでおしまい。

来年度の年間予定はまだ立っていないのですが(3月中には決まる予定)、次の回の日程だけは決めました!

 

2019年5月19日(日)13:30~15:30 です。

ご予定いかがでしょう~!?

ご参加お待ちしています(^^)

初めての方は、お手数ですが

 

①参加するきょうだいさんのお名前
②誕生日・学年
③性別
④食べ物アレルギーの有無
⑤保護者の方のお名前と参加者との関係
⑥住所
⑦電話番号(繋がりやすい番号)
⑧メールアドレス
⑨なぜ参加したい(子どもにすすめたい)と思ったか?簡単でけっこうです
 
を記載して、shirabe0121@gmail.com までメールにてお申込みくださいませ。

 

きょうだい会Shirabeは、来年度も変わらず、きょうだいさんが主役になる場所として活動していきます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>

 

 

~ちょっとウラ話~

毎回ブログのレポートを覗いてくださっている方はお気づきかもしれませんが、今回、写真が少ない……!

一緒になって遊んでいて、写真を撮っているひまがなくて(^^;)

 

きょうだい会Shirabeは、きょうだいさんに「自分が主役だ」「大事に大事にされてる」っていう気持ちを、まずは満喫してほしいなって思っています。

同じ立場の仲間づくりはもちろんしてほしいのですが、それは徐々に、徐々に……時間がかかることです。そして、わたしたちスタッフがどうこうできる問題でもないです。

でも、「大事にされてる、注目されてる、楽しい!」って感じることができる環境は、スタッフやボランティアさんで提供できるものだと考えています。

 

そのための大人の手が足りてないな~って、今回写真のなさから改めて実感しました(T-T)

「ちょっと待ってね」ってつい言っちゃう~ ちょっとも待たせたくないのに~(ToT)

 

というわけで、ボランティアさんいつも募集中です\(^o^)/

 

「きょうだい」という立場について、思いを馳せたことがあるかた……

きょうだいさんたちの気持ちに寄り添って、一緒に遊びたいなと感じているかた……

 

ご自分がおとなになったきょうだいさんの場合、子どものころの自分と接するつもりで参加されるのもいいのではないかと思います。

もしかしたら、今現在子どもであるきょうだいさんに接することで、子どものころの自分もいい子いい子してあげられるかもしれません。

もしあなたのなかに忘れられない子どもの自分がぽつんとしていたら、きょうだいさんやスタッフと一緒に、遊ばせてあげてもいいかもしれません。

 

最後の方、なぜか翻訳した文章のようになってしまいましたが(^^;)、わたしも半分くらいは子どものころの自分のためにShirabeの活動をしていると思っていて……

そしてこの活動と参加してくれるきょうだいさんに、救われているような気がしています。

 

毎回参加しなくてはならないわけではないので、ご関心があれば、よろしければご連絡ください(^^)

 

 

2019年のごあいさつ

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きょうだい会Shirabeが開催した初めてのきょうだい会は、2018年1月21日に行われました。

 

ちょうど1年の2019年1月21日に初投稿しようと思ったら、いつの間にか過ぎてました……。

スロースターターですみません(^^;)

 

去年はまだShirabeが設立して1年にもかかわらず、大阪のしぶたねさんをお呼びしてシブリングサポーター研修ワークショップinぐんまを主催したり、特別支援学校で座談会をさせていただいたり、なんだか初めて尽くしの、今思えば「おいおい、そんなに飛ばして大丈夫か」っていう年でした。

 

 

きょうだい会は、「在ることに意味がある」会だと思っています。

 

わたしは新卒で書店に入社し、専門書がたくさんおいてある書店に配属されました。

なかにはマニアックすぎて売れず、棚の主になっているような本もありましたが、その専門書の担当の方が「この本は、これでいいんだ」とおっしゃっていました。

 

専門書っていうのは、売れる必要はない。でも、出版されて形になっている必要がぜったいにある。

なぜなら、ごく少数でもその知識を必要とする人がかならずいるから。

書物として編集されて発表される意味・意義があるから。

 

「専門書ってさぁ、たくさんの人が必要としなくても、ないと困っちゃう人がいるんだよねぇ。でもそんなのばっかりつくってたって売れないじゃん? だから出版社は、そういう『ぜったい世に出さなきゃいけない本』をつくりつづけるために、売れるくっだらない雑誌とかを必死でつくってるわけさ」

 

まぁ最後の1文は彼の主観ですが、なるほどなあ、そういう見方があるんだなあって思いました。

 

「売れる本」は需要があって、多くの人に必要とされているのだから、それだけで価値があります。でも「価値」っていうものは、それだけに左右されるものじゃないんだよ、と。

 

きょうだい会は専門書のようなものだな、と、ほかのきょうだい会さんのお話を聞いて、またShirabeの活動を通して、思ったのでした。

 

 

というわけで、「細く長く続ける」のがきょうだい会Shirabeの第一目標です。

Shirabeのペースで、無理なく今年も続けていきたいです(^^)

見守っていただけると幸いです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

 

ちなみに今年度最後のきょうだい会は、2月17日(日)13:30~15:30です!

まだまだきょうだいさんの参加募集中ですので、shirabe0121@gmail.comまで、お申込みお待ちしていま~す!

 

来年度以降の年間予定につきましては、また改めてご報告いたしますね(^^)